2024.11.21 日本語日本文学科
日本語日本文学科では毎年秋に、国語の教員を目指す3年次の学生が模擬授業を行う会を開催しています。私たちはこの会を「教職研鑽会」と呼び、教員養成の正規の授業に加えて、 学生相互の鍛錬の場として取り組んでいます。
2024年度は11月15日・金曜日および11月21日・木曜日に実施し、中学校および高等学校の国語教諭を目指す12人と日本語日本文学科の教員7名が参加しました。
模擬授業は25分間という短いものですが、それでも学生たちは時間をかけて指導案作成や教材研究に取り組み、教材を準備し、事前に何度も練習して臨みました。IT技術を使った授業を試した者もおり、それぞれの創意工夫が見られました。模擬授業後には質疑応答タイムがあり、学生や教員からさまざまな指摘を受けます。特に、実習を経験した4年生からのコメントやアドバイスには重みがあります。
教職研鑽会を通じて気づいた今の自分の問題点について、来年度の教育実習までに少しでもその問題点を克服できるように励み、また良い点をさらに伸ばしていってくれることを願っています。