2024.08.25 英語英米文学科
8月の英語英米文学科オープン・キャンパスは、エアライン関連企画やオーストラリアの授業などもりだくさんな内容で、多くの来場者に楽しんで頂きました。
まず8/4は、英米卒業生が来校し、J-AIRでの客室乗務員としての仕事、シンジョでの思い出などについてお話しくださいました。
城川さんは現在客室乗務員として多忙な日々を送っています。お話は客室乗務員としての仕事の内容、ひと月のフライト・パターン、J-AIRのきめこまやかな機内サービスなど多岐にわたりました。
北海道から九州までの便に乗務されている城川さんは、乗務する際にひとりひとりのお客様に気を配っていることや、ステイ(滞在)先でグルメを楽しんでいることなど、パワーポイントの画像を示しながら、客室乗務員の毎日の様子がよくわかるお話をしてくださいました。
また、神戸女子大学で過ごした日々についても語っていただきました。なかでも、「English for Careers」の授業で学んだ英語表現が現在の乗務員の仕事に役立っていること、ネイティブ・スピーカーの先生方と積極的に話したことで英語力が向上したこと、ハワイ大学での留学経験でコミュニケーションの力をつけたことなどを懐かしく思い出し、「神戸女子大学で過ごした日々が、今の私につながっていると思います」という力強い言葉は、教員にとっても学生にとってもたいへん嬉しいものでした。
お話の終了後は来場者と同じテーブルでお話をする場も設けられ、来場者からは「こんなに近くで現役のCAの方とお話ができるとは思わなかった。どのように準備すればよいのかが具体的にわかり、勉強になりました」という声の中、なごやかな雰囲気で会は終了しました。
つづく8/11のOCでは、「エアライン? ならシンジョで学ぼう!」というタイトルのもと、当学科の教員が、航空会社でおこなわれているセーフティー・デモ(安全の説明)を元にした授業を実施し、午前・午後ともに多くの来場者の方に受講していただきました。
授業では日本に就航している航空会社を紹介したり、航空業界のさまざまな仕事について説明したりした後、英米で開講している「English for Careers」の授業の一部である「セーフティー・デモ(機内安全の説明)」を英語で学び、体験しました。
この授業は、エアラインやツーリズム関連の仕事を目指す学生向けのもので、現場で実際に使われている表現を学ぶことにより、コミュニケーションに役立つ英語表現を身につけ、将来のキャリアにつなげることを目的としています。
一見難しそうなシートベルトやライフベストの扱い方の英文でしたが、教員の説明を聞きながら、また実際にシートベルトを手に取りながらやってみると、意外に楽しくできると好評で、最終的には来場者の皆さんと学生スタッフ全員が立ち上がって、機内さながらアナウンスとジェスチャーを自信たっぷりに披露し、会場は笑いに包まれました。
来場者からは「最初は無理かなと思ったけれど、楽しかった」、「学生スタッフの方とお話ししながらやったので親しみを持てた」といった声が聞かれました。
授業の最後には全員でセイフティ・デモをおこない、盛り上がりました。
多くの方がエアラインの仕事などの話に興味を持ってお聞きくださいました。
そして8/25のOCでは、オーストラリア出身の教員による模擬授業「Introducing Australia」が行われました。
授業はオーストラリアの地理、歴史、自然環境や動植物について幅広く紹介しながら、同時にオーストラリアに関するクイズ問題を考えるというスタイルで楽しく進められました。
とくにオーストラリアの珍しい動物の紹介、先住民の文化などは「日本ではなかなか学ぶ機会がないので貴重な体験だった」という声が聞かれました。
授業の最後ではオーストラリアの国歌が紹介され、皆で「Advance Australia Fair」と口ずさみ、和やかな雰囲気で授業は終了しました。
また、クイズの賞品として、オーストラリアの動物が描かれたトートバッグやTシャツなどが用意されました。
英語英米文学科ではこのあとも9/8、12/5とOCで楽しい企画が続きます。ぜひお気軽にご参加いただき、興味のあることを質問なさってください。皆様のご来場をお待ちしています。