須磨と離宮のいま×むかし〈史学科かわら版 その07〉
「須磨と離宮のいま×むかし」
今年で１１０周年を迎えた須磨離宮。現在は神戸市立須磨離宮公園として親しまれていますが、１１月２３日（土・祝）、史学科はここで《歴史ウォーク２０２４》を開催しました。
秋バラ咲き誇る離宮公園
見所を解説する日本史学専攻の大学院生
このイベントは、日本近現代史を専攻する本学の大学院生が、離宮公園のいま×むかしを来園者に解説しながら、須磨離宮にまつわる史跡を巡るというものでした。幾多のエピソードを抱える歴史遺産から見るべきものを厳選して散策ルートを考え、その要点をまとめたパンフレットを作成したのは大学院生です。また、お史ちゃん─史学科１回生─も応援に駆けつけ、来場者の誘導や写真撮影のサポートをしました。日頃味わっている大学カフェ《マーベル》のパンも彼女たちがプレゼントしてくれました。
かつての御殿を想像させる中門
神戸市民の思いが込められたあずまや《傘亭》
激動の明治・大正・昭和を駆け抜けた須磨離宮が、平成・令和の時代にどのように語られてゆくのか、神戸女子大学の史学科はこれからもそのすぐそばで考えてゆきたいと思います。
月見台休憩所で解説に耳を傾ける参加者
月見台から眺望する須磨の海
紅葉の名所でもある和室と日本庭園
須磨離宮の歴史を伝えた院生・学生たち
歴史ウォークは来年度も開催することになりました。須磨と離宮公園の歴史をさらに多くの皆様に知っていただくため、リニューアルしてお届けします。
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